東京都杉並区立天沼小学校様（福田校長先生）で、ブックトラックをご利用いただいています。

先進的試みを促進している同校では、校内図書館を廃止。
「学校まるごと図書館」の考えのもと、既存図書をブックトラックに載せ、
校内のオープンスペースに配置し、子供たちが読書を楽しんでいます。

オープンスペースに配置された図書。
※天沼小学校様でお使いいただいているブックトラックは、特別に同校のスクールカラーに塗装したタイプもあります。

お花が舞う“読書の森”。読書が楽しくなりそうな空間です。

天沼小学校様は、既に宮城県の東松島市へ桜の苗木を寄贈したり、福田校長先生が被災地を度々訪問されたり、
東日本大震災への支援活動が盛んな学校です。

今回は、図書担当の高石先生が、図書委員の児童たちに『一本松プロジェクト』の趣旨を説明し、
ボランティアの保護者の方々の協力を得て、ブックトラック一つ一つに、陸前高田市のことを思いながら
児童たちと『一本松シール』を貼り付けました。

児童たちの手で貼られた『一本松シール』。
先生のお話を聞きながら、どんなことを思い、考えながら、貼ったのでしょうか。
この温かな図書コーナーで、たくさんの本を読み、
児童たちが大きくなった時、良い思い出として心の中に残っていますよう、心から願っています。